ケントミCD宣伝を始めて２年・・・　渡せなかったCDもあります
今夜はそんなエピソードをしたためさせていただきます

ある日の夕飯　知り合いの経営の開店祝いも兼ねて　食していると　　オーダーストップを過ぎて 来店されたご婦人Kさん
お連れの方はどうやら義理の弟さんのご様子　

なんとはなしに視線が合って・・・　
義理の弟さんが「良かったら同じテーブルでいかがですか？」と
”ひとりめし”の私に気を遣ってくださった　わたしはオーダーストップの時間が気になっていて　
オーナーに目配せすると　「大丈夫ですよ」と頷いてくれた
この出逢いがきっかけで親しくなったのだが　何回目かの会食（かいしょく）で　ご婦人から赤裸々な？発言を耳にすることになる


「実はわたし　昔　沖縄出身の女性に　裏切られたことがあるのよ」


若かりし頃に経営されていた飲食店従業員に雇った　沖縄出身の従業員のことを話してくださった
まるで松本清張のドラマ”黒皮の手帳”のような出来事に　明るく話されたが　
数十年経たれた今でもかなりひきずっていらっしゃるご様子が　
言葉じりに感じて・・・　進呈するつもりで持参したケントミCDを鞄の奥にしまってしまった　

”本物は乞食（こじき・※）のような格好をしてやってくる・・・”という言葉を　２０年も前に拝聴した
乞食とは”苦手な人””トラウマ”とわたしは解釈させていただいたが　まさしく今回のご婦人との出逢いは
このことを裏付ける格好になった出来事でした

わたしはご夫人にとって　本物だったのだろうか・・・そう問うのも　おこがましい　はばかられる出来事でした

※乞食（こじき）職業に貴賎は無いです　あくまでも表現の一つとして　ご了解くださいますように・・・。※