増田昭一さんという絵本作家さんと　平成１４年くらいから交流があります
主人とご自宅までご挨拶に伺ったり　メールでやり取りしたりしています

もちろんケントミCDも贈らせて頂きました
きちんと感想をくださる誠意に　戦争を乗り越えた方　独特の”礼儀の深さ”を感じます

しかも増田先生の親しいご友人には　音楽に精通されている　かなりな大物の方々がいらっしゃるにもかかわらず
決して上から目線などでは無い　CDの感想のメールの文章に恐縮したしだいです

そんな増田さんが新刊の打ち合わせの帰りに　新宿駅の電車の切符売り場で・・・
親切なふりをして近づいた男性に　財布をすられてしまいました
メールで切符売り場の場所を知った私は　その場所をよく通るので　通るたびに胸を痛めました

最近　この切符売り場から私鉄に向かう途中に　ゴOィバのチョコレートの売り場が　ポツーんとできた
キオスクさんより小さめ？で　若い売り子が一人だけいる

お世話になっている先輩に　ここのチョコが好きな方がいるので　この売り場は常連になってしまった
いつ行っても混んでいるこの売り場で　お会計を待っていると　ふと切符売り場の方角に目がいってしまう

戦争を体験し　生命（いのち）からがら日本に帰ってこられた方から　お金をスルとは・・・
本当にスゴイことだと思う　そのお金ですり氏は何をしたのだろう
終戦記念日がくるたびに　ゴOィバのチョコレートの売り場から見える切符売り場を思い出す
※増田昭一著　ともちゃんのおへそ※

伊勢　内宮